平素より千葉都市モノレールの事業運営にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、あわせて多くの皆さまにご利用いただいておりますこと、感謝申し上げます。
当社は、千葉市のまちづくりの軸となる都市交通インフラであり、その営業距離は15.2kmと懸垂型モノレールとしては世界一の延長を誇っております(2026年6月現在)。輸送人員はコロナ禍で大幅に減少したものの、その後堅調に推移し、この2年間は連続で過去最高記録を更新いたしました。
一方で、全線開業から約30年が経過しており、各設備の老朽化が目立ってきているほか、少子高齢化、物価高騰、金利の上昇、世界情勢の不安定化なども重なり、会社を取り巻く環境は厳しさを増しています。このような中で、これまでのやり方にとらわれることなく、増収に向けた取り組みや、経費削減・業務効率化をさらに加速させていかなければなりません。
当社では、2025年度から3年間を見据えた中期経営計画に取り組んでいます。日本のみならず世界中からお越しいただけるよう、懸垂型モノレールの魅力や希少性を広く世界に発信するなど、インバウンド旅客への積極的なアプローチによる需要喚起を図るほか、利便性向上のため、他の公共交通機関との連携や新しい決済手段についても検討を進めてまいります。
また、経費削減・業務効率化のために、DXを軸とした業務の省力化・省人化も進めてまいります。これまで人が担っていた作業を最新技術によって補うことで、経験や勘のみに頼らない客観的な安全性を保ちつつ、生産年齢人口の減少にも耐えうる「柔軟で筋肉質な企業」を目指します。
この先も、当面不透明な社会情勢が続くことが見込まれますが、将来長きにわたって安全・安定輸送を継続し、多くの皆さまにご利用していただくために、また地域に愛され世界に誇れる公共交通機関であるために、これからも社員と経営陣が一丸となって業務に取り組んでまいります。
引き続き、皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
千葉都市モノレール株式会社 代表取締役社長