千葉都市モノレール

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車両紹介

車両全般

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当社では、千葉市内の道路事情や環境に最適と考えられるサフェージュ式懸垂型モノレールを採用しています。その特徴は、以下のとおりです。

1. 箱形軌道桁の中に車輪、台車、主電動機等の走行装置が組み込まれ、車輪にはゴムタイヤを使用しているため、騒音・振動がほとんどありません。
2. 曲線の多い路線でも、懸垂リンクの作用で車両の横振れが少なく、案内輪の作用により小さな揺れを防止できます。
3. 鋼製支柱で設置余裕幅が狭いので、道路幅はあまり広く必要としません。
4. 支柱、桁が工場製作なので、工期が短く、周辺道路への影響が少なく施工できます。
走行路面が軌道桁で覆われているので、雨や雪など天候の影響を受けません。
5. 当社の車両は、アルミ合金製で全て運転台付きの電動車2両固定編成です。形式は、1000形と0形の2形式です。
 1000形は導入時期により1次車から4次車があり現在は3次車から4次車までの計8編成が就役しています。
 0形は現在8編成が就役しています。

令和6年3月1日現在の保有車両

形式 編成番号 車両番号 営業運転開始
1000形 3次車 13 1025-1026 平成5年
14 1027-1028
15 1029-1030
16 1031-1032
17 1033-1034
4次車 18 1035-1036 平成11年
19 1037-1038
20 1039-1040
0形 5次車 21 001-002 平成24年
22 003-004
23 005-006
24 007-008 平成25年
6次車 25 009-010 令和元年
26 011-012 令和2年
27 013-014
28 015-016
7次車 29 017-018 令和6年
合計17編成34両

※1000形廃車車両

・第1編成 平成25年3月に廃車。

       1001号車は平成25年3月に車両基地で保存展示、

       1002号車は平成25年12月に那珂川清流鉄道保存会に売却、

               平成26年4月から一般公開

・第2編成 平成24年12月に廃車

       「いすみポッポの丘」に売却、一般公開(1003・1004号車)

・第3編成 平成20年3月に廃車、解体(1005-1006号車)

・第4編成 平成24年9月に廃車、解体(1007-1008号車)

・第5編成 平成25年11月に廃車、番番亭に売却(1009-1010号車)

・第6編成 平成27年10月に廃車

       1011号車は平成28年2月にチューリップ保育園に売却

       1012号車は平成28年3月に昭和の杜博物館に売却

・第7編成 平成27年10月に廃車、那珂川清流鉄道保存会に売却(1013‐1014号車)

・第8編成 平成19年2月に廃車 

       1015号車は平成19年2月から平成25年3月まで車両基地で保存展示

               平成25年12月に那珂川清流鉄道保存会に売却、

               平成26年4月から一般公開

       1016号車は平成19年2月に解体

・第9編成 令和2年4月に廃車、解体(1017-1018号車)

・第10編成 令和3年2月に廃車、解体(1019-1020号車)

・第11編成 令和2年4月に廃車、解体(1021-1022号車)

・第12編成 令和3年2月に廃車、解体(1023-1024号車)

 

 

0形

車両概要

(仕様)
・形式:0形
・車体寸法:14,800mm×2,580mm×3,085mm(長さ×幅×高さ)
・定員:78人(座席定員30人)
・制御方式:VVVFインバーター制御
・保安設備:自動列車制御装置(ATC)
アーバンフライヤー0形は、従来の車両構造をベースとしつつ、バリアフリー対策や新しい安全基準に適合させたほか、省エネルギー性能も向上させるなど、千葉モノレールの主力を担う車種として、 これからの時代の要請に応える車両となっています。

デザイン概要

 「千葉モノレール新型車両デザイン検討委員会※」で提案されたデザインを具現化し、懸垂型モノレールを都市のシンボルとしてメッセージ化するために、「空(そら)」をデザインコンセプトにしました。懸垂型モノレールの眺望性を最大の魅力と捉え直し、「空」や「浮遊感」を伝えるデザイ ンを目指しました。 

※ 千葉都市モノレール㈱では、平成18年7月から平成19年3月まで、各界のデザイン・鉄道車両に造詣の深い委員による 委員会を設置して、千葉モノレールの新型車両のデザインについて検討した。デザイン提案・詳細デザインは株式会社GKデザイン総研広島が担当。

エクステリアデザイン

外観デザインは、先頭部を斜めにカットしたウェッジラインと、鮮やかなブルーが特徴です。シャープな印象を与えるウェッジラインは、新型車両の先進性と空への上昇感を表しています。 また、車体色のブル-は、デザインコンセプトである「空」を都市イメージの象徴として表現した色です。
 空の鮮明なブルーの車体上に、月星紋をアレンジしたシンボルマークと飛行機雲をイメージ した白いストライプをさわやかに配しました。

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インテリアデザイン

車内は空中散歩(浮遊感)を楽しめるよう、従来車両に比べてガラスエリアを広く取りました。運転室の一部にはガラスの床面も採用しています。新型車両は眺望をより楽しめる、明るく開放的な空間となっています。先頭部には車椅子スペースを用意し、バリアフリー対策も充実させています。

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設計・製造会社

千葉都市モノレール車両製作共同企業体(三菱重工業株式会社、三菱電機株式会社)

‣車両カタログ

 

1000形

1000形車両外装

車両紹介

車両の外観は、シルバーボディをベースに、当社のシンボルカラーであるコバルトブルーとスカイブルーのラインカラーを車両側面と底面に配しています。
 3次車より行先表示器が字幕方式からLED方式となり、車体側面にも行先表示器が設置されました。
 
 開業以来、同一のデザインを守ってきましたが、平成12年より車体広告(ラッピング広告車)を開始し、一風変わったデザインの車両も運行しています。
 

1000形車両内装

車両紹介 車内はロングシートで構成されております。
 シート地はリニューアルを行い、赤紫色の花柄シートになっています。また、側窓を多くして、明るい車内を演出しています。
車両紹介 運転室のすぐ後ろに車いす対応の多目的スペースを設けております。

1000形主要緒元

形式 1000形 (サフェージュ式懸垂型モノレール)
定員 座席39(36)人、立席45(46)人  合計84(82)人 ※カッコ内は偶数号車
主要寸法 [車体長]長さ×幅×高さ(㎜)  14,800×2,580×3,085
[連結面間長](㎜)  15,400
[台車中心間距離](㎜)  9,500
[固定軸距](㎜)  1,650
自重 21.5トン
車体 アルミニウム合金製
電気方式 直流1,500V
主電動機 直流直巻補極付き、低騒音型、出力65kW(電圧375V、電流195A)
制御方式 電動カム軸式抵抗制御  弱め界磁付き、発電ブレーキ付き
ブレーキ装置 電気指令式直通空気ブレーキ、電空切替式、保安ブレーキ、駐車ブレーキ付き
台車 ゴムタイヤ空気バネ式2軸台車
駆動装置 差動歯車付き、1段減速直角駆動方式(減速比6.833)
懸垂装置 台形リンク左右減衰用オイルダンパ付き
性能 [運転最高速度] 65㎞/h
[加速度] 3.5㎞/h/s
[減速度] 3.5㎞/h/s(常用最大)、4.5㎞/h/s(非常)

 

安全装置

・運行上の安全確保の対策として、自動的に列車速度を制御又は停止させるATC装置及び路線上のどこを列車が走行しているかを把握するTD装置を備えています。

・車両本体の安全対策として、安全鋼索を設けた二重安全構造の懸垂装置、パンクした走行輪の代用を果たす走行補助輪を設置しています。
 また、各車両には、非常時に事故車から救援車へお客様を安全に移乗させるために、車両間の渡り板である縦取り装置を備えているほか、車両から直接地上に脱出するための下取り装置(脱出シュート)も備えています。

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縦取り装置

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横取り装置

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下取り装置(脱出シュート)

 

 

 

 

 

非常時に乗務員と通話できる非常通報装置を各車両の連結部付近に設置しています。

ボタンを押していただくことで、乗務員と通話をすることができます。

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