平成25年度/入社1年目~
技術部電気課配属 電力グループとして、主に変電所や架線、駅電気設備などを幅広く管理する業務に従事しています。また、信号設備、通信設備、防災設備などに携わることもあります。鉄道電気設備全般が私のフィールドです。技術部門は10年経ってやっと一人前と言われる部門ですので、業務内容は変化ありませんが、日々知識と技術の向上に努めています。
大規模開発や新線建設などの花形プロジェクトはありませんが、開業以来使用している設備の更新に向け、複数の計画が動き始めています。私は、平成27年度、駅舎の自動火災報知設備の更新工事を担当し、工事費の積算、請負会社との打ち合わせや、実際の工事立会などを一人で行いました。図面上の計画が現実の形に変わる様子を見届け、最後に新しい設備に切り替わった駅舎を見たときは、嬉しさと同時に達成感がこみ上げてきました。
全国で4箇所しかない懸垂式モノレールは、その珍しさだけが魅力ではありません。吊り下がるという構造のため、他の交通機関が麻痺するような大雪の日でも簡単に止まることはなく、地域のお客様に身近な足として大きな信頼を得ています。信頼を維持するためには、日々のメンテナンスや計画的な更新は欠かせません。私の仕事は表には見えないものですが、大きな役割があると考えています。
家でじっとしていられない性格なので、暇さえあればバイクに乗って出かけています。