千葉都市モノレール

HOME > はぎだい通信 2014.12.12更新

はぎだい通信

不思議なご縁

昨年、トルコ共和国から視察団が来葉しました。視察団の目的は、ずばり「懸垂型モノレール」の視察で、モノレールを見るために、遠くトルコ共和国から来日したとのこと。

トルコ共和国と聞いて、皆さんはどんな印象がありますか?
トロイの木馬で有名なトロイ遺跡やカッパドキアといった有名な観光地なども抱えていますし、何と言ってもイスタンブールという魅力的な都市もあり、見聞を拡げるには良い国という印象でしょうか。
わたしの場合は、何となく東洋と西洋の境目という漠然としたイメージがあり、交易の盛んな国というイメージがありますが、正直なところ、よく分からないというのが本当です。

そんなトルコ共和国ですが、国土は日本の2倍の面積があり、地図で見ると北は黒海、南の西半分は地中海に面した場所にありることが分かります。

メルスィン市は、地中海に面した港湾都市で、地図で確認すると、ちょうどトルコ共和国のセンターに位置しています。

聞くと、人口増加に伴い、交通渋滞が問題になってきており、道路交通に影響されない軌道系の交通機関の導入を目指しているとのこと。
その中でも、懸垂型のモノレールの導入が有力な候補となっているとかで、千葉モノレールに視察に来たとのことでした。

市長を筆頭に視察団が組織され、想像以上に熱心に質問されビックリしたものの、我々の分かる範囲で説明をしたほか、車両基地も短い時間ながら見学していただきました。

奇しくもトルコの国旗は三日月と星をあしらった「新月旗」と呼ばれるデザインです。
千葉氏に縁のある「月星紋」も三日月と星。
アーバンフライヤーのシンボルマークもこの「月星紋」をアレンジしたもの。
なんか、運命的な縁を感じませんか?

モノレールの頭脳「運輸指令室」も見学
車両の検査場も、懸垂式ならではのものが多く、興味津々でした。
 
 

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