● 車両の点検・検査
● タイヤ交換
● 車庫見学対応
● 試運転データ測定・データ処理
● その他臨時検査

　大学で機械系学部で交通機器の勉強をしていたことや、鉄道研究会に所属していたこともあり、鉄道の運営や保守管理に携わる仕事に就きたいと考えていました。そんな中で、愛知県に千葉都市モノレールが出店するイベントがあり、縁あってお手伝いをさせていただく機会がありました。これがきっかけで、懸垂型モノレールの機械的仕組みの面白さや、会社の社風・雰囲気などに惹かれ、入社に至りました。
　現在は車両課に配属となり、実際に自分の手でモノレールの整備・点検を行っています。地域の足としてお客様の安全を支えることができ、やりがいを感じています。

　千葉都市モノレールの車両課は、わずか10名の少数精鋭で車両の保守点検をしています。そのため、大手鉄道会社のように車両のパーツごとに専任で検査するわけではなく、一人で車両の様々な場所を検査・修繕しなくてはなりません。先輩一人一人が車両について多くの知識を持ち、その上でお互いに連携して作業を行っている様子を間近で見て、自分も多くのことを出来るだけ早く習得していかなくてはならないと感じています。

　また、モノレールの車両は一見するととても大きな機械ですが、とても小さな部品も多く使われています。あるときはネジ一本、又あるときは客室内のプラスチックの小さな割れが、お客様のケガや車両の故障につながることもあるので、小さな事も見逃さない”目”が必要です。

　　わずかに気になったことも漏れなく処置をして、毎日何事もなく列車が走る様子を見ると、とてもうれしく感じます。車両課の一員として、先輩に追いつけるよう、先輩とより良いチームワークを取れるよう、頑張っていきたいです！

　まだまだ、毎日が勉強の日々です。お客様の安心・安全を支えるべく、車両の小さな変化を見逃さない目と、対処する為の幅広い知識を身につけていきたいです。
　また、点検作業をするための機械には、扱う資格が必要なものも多くあります。それらの資格取得も目指して勉強していきたいです。