千葉モノレール

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モノレールと街角写真コンテスト2010


審査会


 4回目となった「モノレールと街角写真コンテスト」は、昨年に比べ応募総数が増え、審査委員を悩ませるハイレベルな作品が多く寄せられました。皆様のご応募本当にありがとうございました。
 入選作品は、10月16日(土)開催予定の千葉モノレール2010会場内の資料室で展示する予定です。
 また千葉駅ステーションギャラリーで、開催を予定している写真展でもご覧いただけます。
 なお、来年も写真コンテストを開催する予定です。詳細が決定しましたら当社ホームページや駅ポスターなどでお知らせいたします。
審査委員
審査員長
下田コーイチ 写真家
審査員
榛沢 芳雄 日本大学名誉教授
安田 操 千葉市美術協会理事
立木 一男 写真愛好家(千葉都市モノレール株式会社OB)
大澤 雅章 千葉都市モノレール株式会社 取締役社長
飯田 重明 千葉都市モノレール株式会社 専務取締役



8月10日に開催された審査会

審査結果の発表


 審査委員の厳正なる審査の結果、グランプリ1作品、社長賞1作品、優秀賞2作品、佳作7作品、ファミリー賞1作品の計12作品が選ばれました。


グランプリ作品


作品名 「蓮池は大にぎわい」
長浜純(茂原市)

審査委員長コメント
 千葉公園にある蓮池は人気の撮影スポットで、花が咲くころには写真撮影で人が押し寄せます。蓮をいかに綺麗に撮るか、列車とどう組み合わせるか、シャッターチャンスは‥。
この撮影行程はカメラマンにとって名作を創るうえでの醍醐味です。
 その真剣なカメラマンの表情をこの作品は見事に捉えています。画面の上部と右側をそれぞれ3分の1ほどカットすればさらに良くなったと思いますが、着眼点の素晴らしさでグランプリとさせていただきました。  



社長賞作品


作品名 「観覧車の車窓から」
札野金吾(鎌ヶ谷市)


社長コメント
 モノレールは時刻を守って走っています。上り、下りの列車が軌道上でぴったりそろう瞬間があるのは、運転士、駅務員、整備員が24時間、365日、安全かつ確実に列車を走らせ続けている努力の結果です。
 写真の左隅にぼんやりと映っているのは、観覧車の窓枠でしょうか。この角度、この瞬間をとらえるために、撮影者は秒刻みの腕時計を見ながら、観覧車のどの箱ににいつ乗ったら良いのか何度工夫されたことでしょう。
 撮影者の繰り返しの工夫と、我が社の社員の日々の研鑽努力とが交差した瞬間を、見事、映像に切り取ってくださいました。




優秀賞
作品名 「朝明のシルエット」
坂倉徹(千葉市)
作品名 「春暖」
島田典生(千葉市)

佳作
作品名 「青空下のモノレール」
达桂波(千葉市)
作品名 「湖面にゆれて」
國吉千秋(千葉市)
作品名 「Love and Peace」
松本則之(千葉市)
作品名 「都市空間を行く」
小栗山秀男(九十九里町)
作品名 「夏空を走る」
新田幸雄(八街市)
作品名 「会話」
酒井信
作品名「秋を散歩」
畑野俊男(千葉市)





ファミリー賞

作品名 「ファミリー賞 風太君とポーズ」
小島勝巳(千葉市)


 総 評

千葉都市モノレール
モノレールと街角写真コンテスト2010総評

私は仕事で写真撮影をしておりますが、カメラマンにとってロケハンは必須事項であり、事前の情報収集は欠かすことができません。 2010サッカーW杯で活躍した日本代表本田圭佑選手の試合後のインタビューの中で、準備の重要性を訴えかけていましたが、写真撮影にも同じことが言えます。太陽の位置、撮影ポジション、列車の時刻‥。下調べすることは作品の完成度を高める為の大きな鍵となります。
 モノレールと街角写真コンテストは今年で第4回。たくさんのご応募有難うございました。 皆様の真剣に取り組まれた姿勢は写真にも顕われ、昨年同様今回の審査会も選考に時間がかかりました。
 入選された作品は作者の努力が集約され、想いが伝わるものでした。   次回も斬新な作品に期待しております。


モノレールと街角写真コンテスト 審査委員長 下田コーイチ(写真家)